エキゾチックな街・函館へ
レトロモダンな建築をめぐる

SIGHTSEEING INFORMATION

年間約500万人の観光客が国内外から訪れる人気の観光都市・函館。函館山から見下ろす夜景をはじめ、五稜郭、函館朝市など、見どころ満載です。
1859年に日本初の国際貿易港として開港されたのを機に、西洋文化を取り入れながら発展したエキゾチックな雰囲気も函館の特徴のひとつ。当時の面影を映す、レンガ造りの倉庫や洋館、教会など、明治から昭和に建てられた歴史的建造物をのんびりめぐりましょう。

1. 金森赤レンガ倉庫

函館ベイエリアのシンボル「金森赤レンガ倉庫」。函館と言えばこの風景をイメージする人も多いのではないでしょうか。
明治に建てられ、函館港を見守り続けてきた赤レンガ倉庫群は、1988年にショッピングモールを兼ねた総合複合施設に生まれ変わり、2018年で30周年に。
「BAY HAKODATE」「金森洋物館」「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」の4つの施設からなり、なかでも「函館ヒストリープラザ」では、金森倉庫の特徴である高い天井とヒノキ柱を、建築当時のままの姿で見ることができます。

2. 旧北海道庁函館市庁庁舎

北海道の有形文化財に指定されている「旧北海道庁函館市庁庁舎」。箱館奉行所・開拓使函館支庁・函館県庁・北海道庁函館支庁などとして使用されてきましたが、その庁舎は1907年の大火で焼失。現在の建物は、北海道庁技師・家田於菟之助の設計により、1910年(明治43年)に建てられたもの。その後は北海道関係施設として1957年(昭和32年)まで活躍し、以降は函館市の所有に。現在は1階が「元町観光案内所」として開放されています。
復元工事により往年の美しい姿が再現されており、特に「明治の木造建築の中でもひときわ美しい」と言われる、エンシタス風の4本の柱が特徴的な玄関ポーチは必見です。

3. ハリストス正教会

ロシア領事館の設置に伴い函館山の麓に建てられた、国の重要文化財に指定されている「函館ハリストス正教会」。1988年の修復工事で当初の姿を取り戻したロシアビザンチン様式の白壁が美しい聖堂は、元町教会群のシンボルのひとつです。
鐘の音色から“ガンガン寺”と呼ばれて地元では親しまれ、1996年には、“鐘楼の鐘の音”が環境庁より「日本の音風景百選」に認定されています。鐘は時報ではなく、聖体礼儀などのお祈りの際に、定められた場面で鳴らされます。通常は、日曜日の午前10時頃に聞くことができるそう。

4. トラピスチヌ修道院

函館山と中心市街地を挟んで対面する高台に、ひっそりと佇む日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に創立された「トラピスチヌ修道院」。いまも院内では、修道女らが1日7回の祈り・労働・聖なる読書を日課に共同生活を送っています。
建物は、レンガの外壁、半円アーチの窓などゴシックとロマネスクの混在するデザインが印象的。見学が許されているのは、前庭と売店で、売店に併設されている資料室では、院内での生活や修道院の歴史が紹介されています。 生計を立てる収益事業として製造されている洋菓子はお土産にぜひ。人気のフランスケーキ「マダレナ」はここでしか購入できない、根強いファンが多い逸品です。

5. 旧戸井線アーチ橋

最後は少し視点を変えて、“幻の鉄道”戸井線跡をご紹介します。
函館市内から国道278号線(下海岸線)を旧戸井町に向かう途中、汐首灯台下の山の中腹に見える、古代ローマの水道橋を思わせる、コンクリート造りの大きなアーチ橋が代表する跡地のひとつ。
1937年に着工され、戦時中の1943年にほぼ9割方完成した状態で、廃線となったいわゆる未成線。現在は、戦時中の限られた資材が使用されていたため粗悪な造りの部分も多く、立ち入りを禁止されている場所も。一部の道路や遊歩道「緑園通り」では、当時の姿を間近で見ることができます。

ハイカラでエキゾチックな函館の歴史的建造物を、四季折々の風景と共に楽しむのもまた醍醐味です。朝獲れイカや海鮮丼、函館塩ラーメンなど名物グルメも楽しみながら、当時の歴史や文化に思いを馳せる函館の旅を満喫しましょう。

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