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新平湯温泉 ホテル上宝


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宿自慢



ホテル内にも四季を感じられるように花々の彩りが豊か。
週末はイワナ釣りへ。「釣ったイワナは料理長に渡して、骨酒としてお出ししているんです
上高地、乗鞍、そして高山へ。四季折々の観光拠点としてとても便利な立地です。 支配人 内垣内 斉(うちがいと ひとし)
長かった冬が終わると、奥飛騨は新緑の季節を迎えます。4月下旬に上高地、5月中旬には乗鞍がオープン。そうすれば、いよいよ本格的な観光シーズンのはじまりですね。当館は、上高地と乗鞍、どちらも車で40分。新穂高ロープウェイまで車で20分と、どこへ行くにも便利な立地です。
早朝に出かけてトレッキングをされる方、写真撮影やスケッチを楽しまれる方、ご家族でハイキングされる方などさまざまですが、宿へ帰ってゆっくり温泉へ入れば、みなさん「最高」とおっしゃいますね。
もっと足を伸ばせば、高山市内散策や白川郷を訪れることもできます。高山祭(春は4月14、15・秋は10月9、10)の時期に合わせてお出かけになるのもいいですね。
私は、高山生まれの高山育ちで、長年、奥飛騨では渓流釣りを楽しんできました。奥飛騨は四季がはっきりしていて、冬は雪の風情、春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉と、それぞれの季節での楽しみ方ができる場所です。これまで来られた方も、ぜひ別の季節にいらしてください。





元々は同じ形だった包丁。何度も研ぐうちに刃の部分が短くなっているのが長年使っているもの(写真上)
恵まれた飛騨の旬の食材を生かして、気持ちを込めて料理しています。 料理長 滝口 吉夫
食材は基本的に地元のものを使います。メインは飛騨牛。お客さま自身で焼いていただく陶板焼きをポン酢などでお召し上がりいただきます。それに加えて旬の食材を使った料理をお出しします。春は山菜、色よく仕上げて見た目も、味もよいというのが最高です。夏は鮎ですね、ここは水がきれいですからおいしいんです。秋はきのこやぎんなん、栗など。あまり手を加えず、風味を生かした釜焼きなどで、きのこ本来の味や香りを楽しんでいただきます。
食材を大切にして、気持ちを込めて料理をつくるということが私の役割。それで喜んでいただけたら、最高ですね。板前冥利に尽きますよ。
故郷の山形で10数年、それから京都で30年ほど、料理人としてやってきました。山形は山菜料理もよく出しますし、米沢牛という有名な牛肉もある場所です。そういう意味では、山菜と飛騨牛で知られるこの地に似ているところもあるんです。私の経験を生かした料理で、山菜をおいしく召し上がっていただきたいし、盛りつけの美しさなども楽しんでいただけたらと思います。
 
おいしく食べてもらいたいという気持ちは
「誰にも負けません!」
 



昔なつかしい、日本のふるさとと出会える。そんな宿になればいいですね。 仲居 原田 章子
山歩きが大好きで、休憩時間があると山へ行って、山野草を採って、ロビーや客室に飾るんです。ここにあるダンコウバイは、雪解けのあといちばん最初に山で咲く花です。匂いを嗅いでみてください。春の香りでしょう。
花のない冬の間は、客室に折り紙を飾ります。これは、空き時間にみんなで折るんです。よろしかったら、どうぞお持ち帰りくださいという感じで。
人気があったのはおひな様です。これをどうしても覚えたいと言うご年輩の女性がいらっしゃって、仕事の合間合間にきて、覚えていかれました。うれしいですよね。
春の奥飛騨の魅力ですか?標高のわずかな差で、春がだんだん近づいてくる景色が見られることですね。それがもう最高。下界はもう桜が終わる。だけどこっちはまだ芽吹きなんですよ。また、付近で採れる山菜の天ぷらも最高です。ふきのとうが一番最初ですよね。ふきのとうがぼこっと雪のところに出てくる。それからワラビが出てくる。つくしんぼが出る。それを身近に見ていただける。今の子供たちは、食べ物がどういうふうに出てくるかを知らないじゃないですか。木の芽吹きなんてものはあんまり知らないでしょうね。それを自然の中で見て、感じてもらえるというのが、一番のお土産じゃないでしょうか。
夏はもう、山ですね。夏山。木陰に入った時の空気、涼しさ、風が流れる感じはもう最高だと思います。
秋はもちろん紅葉。それと秋の山菜、きのこ。私も採りに歩きます。クリタケ、シモフリ、最高においしいきのこが採れますよ。やっぱり自分で採った物を食べられるのって最高ですよね(笑)。あとここら辺は木の実。ヤマブドウもありますが、素人さんには難しい。ヤマブドウが採れるところには熊さんが出ますから危険です。木の実で一番手軽に採れるのはアケビです。もうそこら中にありますから。去年、採ってきたアケビをかごに入れて「どうぞご自由に食べてみてください」と置いたんです。皆さん喜んでいらっしゃいましたよ。
お客さまへのメッセージですか?ふるさとへ帰って来てほしいな、それだけです。忘れていた、古きよき日本。帰って来たいお宿。私が目指したいのは、そんな癒しの場ですね。


  お花の少ない冬には、折り紙でお部屋を華やかに。「折り紙をみて、教えてほしいって言われるお客さまも。お子さんだけじゃないんですよ(笑)」

 
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